企業や個人を対象とするコンサルティング

企業の人事に関するコンサルティングは、採用から就業、退色までのすべてに関して幅広いニーズがあります。優秀な人材の確保と育成、雇用計画、人事制度設計とその運用、アセスメント、労務管理・就業管理、定着率向上、モチベーション向上、雇用調整に至るまで、専門家によるコンサルティングの活用は今後益々伸びていくことでしょう。

専門性は多岐にわたります

これらは人事コンサルタントだけが行っているのではなく、他の人材ビジネスが、提供するサービスの一環として、付加価値として、あるいは本来のサービスへの営業活動としても実施されます。人事コンサルティングまで可能であることは、その人材ビジネス会社の成熟度を示しているともいえます。

人事に関する問題解決、課題達成は、結果的に社員のモチベーションの向上、企業の体質改善、社員の満足度向上につながります。それは、業績向上や経営改善をもたらすことにもなり、経営コンサルティングの一面でもあります。

一方、個人のキャリア、ライフ、ファイナンシャルの各プランをサポートするコンサルティングは、これまで他のビジネスの一環として行われることがほとんどでした。生命保険会社、証券会社、銀行、人材紹介、人材派遣のサービス内容などです。

しかし、個人の意識、価値観、ライフスタイルの多様化と、終身雇用制度、年功序列型賃金制度の崩壊、年金制度に対する不安は、コンサルティングそのものの需要を生み出しました。すなわちキャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランナー、ライフプランナーの活躍です。個人を対象とするコンサルティングに、個人がお金を払う時代になったのです。

外資系コンサル会社に求められる内部統制

外資系のコンサルティングファームで10年目を迎えた田中氏(仮名)は、これまで様々な業界の戦略立案や事業性評価などの案件に携わってきました。クライアントの持つ課題に対して、どうすれば解決できるのかを考えるのがコンサルタントに求められる役割です。

論理的な思考能力を大前提として、クライアントの会社を浴したいという気持ちも大切です。どれだけ真剣に考えられるかで、発揮できるパフォーマンスも大きく変わってきます。解決策を見つけるために行うのは、資料集めや識者へのヒアリング。その分析結果を元に戦略を立案します。外資系コンサルティング会社はSOX法の施工後、内部統制の関係で、CIA(公認内部監査人)、CFE(公認不正検査士)、公認会計士、USCPAなどの人材を幅広く求めています。

コンサルタントは徹夜は当たり前の忙しい日々を送ることもしばしば。しかしその大変さに優る面白さがあります。多様な経営者の課題を解決する中で、クライアントを変えると共に自分も成長できます。

キャリア意識の高い先輩や同僚から刺激を受けることも多いのが、この業界の特徴。10年経った今でも、この仕事は飽きることがありません。というよりも、ようやく面白さが分かってきたともいえます。今後もコンサルタントのスキルをどんどん磨いていければ、と思います。

海外出張もある投資顧問会社の秘書

短大を卒業して、外資系投資顧問会社へ入社以来約15年にわたって秘書業務を続けてきたA子さん。秘書の仕事は、サポートする上司によって変化するのが特徴です。スケジュールの一つでも、ギッシリとアポイントを入れたい人と、そうでない人がいます。部下は上司を選べない(笑)ので、外資系は上司がコロコロ変わるたびに、細かい打ち合わせとパーソナリティーの把握が大切となるそうです。

上司から聞き出したニーズや好みに合わせて、出張の手配やゴルフコンペの予約など、必要なアレンジを行います。外資系ですので社員とのコミュニケーションは勿論、海外との連絡にも英語を使う機会は多く、英語力は必須です。海外出張で国際線に登場する機会も多いため、JALカードや外資系航空会社のマイレージは物凄く貯まるとのこと。

また、スムーズに仕事を進めるためには、社内外での情報収集が欠かせません。例えば、上司が会議を行うときは、参加者の人間関係や案件との関係を把握しておく必要があります。誰よりも近い立場で上司をサポートする秘書。その分、ビジネスがうまくいった時の反動はダイレクトに受け取ることができるのがこの仕事の魅力だとか。「出張の日程を上手く組めたり、感謝の言葉を掛けてもらったときはとても嬉しい。人の役に立っていると実感できる瞬間です。」